バレーボール

アテネ五輪女子バレー予選リーグ第4試合結果
Bグループ 中国 3-0 ドイツ(25-18 25-15 25-16)
Bグループ ドミニカ 0-3 キューバ(23-25 17-25 23-25)
Aグループ 韓国 3-0 日本(25-21 26-24 25-21)
Aグループ ギリシャ 0-3 ブラジル(22-25 22-25 11-25)
Aグループ ケニア 0-3 イタリア(17-25 13-25 14-25)
Bグループ アメリカ 2-3 ロシア(25-20 17-25 25-20 18-25 11-15)

論外ですね。
結局、レシーブ力(日本は成功率60%に対して、韓国は90%)とメンタル面の差で勝負を決したといっても過言ではないだろ。
最大の局面は第2セットの24-21の場面から、韓国に5連続ポイントを許して、まさかの逆転負けを食らったことでしょう。
これで、勝負がほとんど決まりましたね。
個人に目を移すと、この試合で活躍したのは大山加奈大村加奈子くらいなものでしょう。
及第点としては、攻守に頑張った吉原知子にブロックにおける高さを見せた杉山祥子、レシーブで攻撃のリズムをどうにか作った木村沙織くらいなもだろ。
佐々木みきは、2セット目の後半以降、竹下佳江のトスが単調になったのもあって、韓国にマークされ徐々に存在感がなくなったし、栗原恵に関してはもう論外だな。
勿論、トスが単調になった竹下もそうだが、高橋みゆきもあのニッカンの「チームを壊したのはあなただ」という事を監督に向かって述べた奴ではないのかといわんばかりの、覇気のなさを感じた。
これで、日本は次のケニア戦の勝利は勿論の事だが、イタリアがギリシャに勝利をしないと日本の予選リーグ敗退が決定という状況になった。
依然、厳しい状況には変わりはない。
とはいえ、今の日本が体良く準々決勝にいったとしても、そこで敗れるのがオチだと思うから、Bグループで全敗で予選敗退した方が、次に繋がるんじゃねえのかと思うくらい酷い内容でした。
因みに、この段階ではAグループからはブラジル、イタリア、韓国の予選リーグの通過が決定。
Bグループでは、中国、ロシア、キューバの予選通過が決定となっている。
アメリカの予選通過は、キューバとの最終戦に持ち込まれる事になった。 
 

  • グループリーグ順位表

Aグループ 国名 勝 敗 得セット 失セット 得点 失点
1 ブラジル 4 0 12 2 335 266
2 イタリア 3 1 11 3 317 245
3 韓国 3 1 9 4 295 277
4 ギリシャ 1 3 5 9 289 312
5 日本 1 3 3 10 271 304
6 ケニア 0 4 0 12 197 304

Bグループ 国名 勝 敗 得セット 失セット 得点 失点
1 中国 3 1 11 4 350 289
2 ロシア 3 1 11 5 369 310
3 キューバ 3 1 11 7 390 385
4 アメリカ 1 3 8 10 397 414
5 ドイツ 1 3 4 11 312 358
6 ドミニカ 1 3 3 11 278 341
ブラジル、イタリア戦に連敗した時は、スラムダンクの彩子湘北マネが書いた崖っぷちという言葉が似合っていたが、今はもうデスノートに全日本と書かれた感じか。 
ベスト8進出条件などの細かい事はまた明日。