プロ野球

10/1から、パリーグは優勝を決めるべくプレーオフが始まるわけだが、福岡ダイエー西武ライオンズ北海道日本ハムの戦いぶりをまとめれてみよう。
勝率1位のダイエーは、小久保が巨人に抜けたとはいえ、自慢の打線が活躍してオリックス近鉄相手に41勝13敗という大型銀行を作りましたね。
今季は、懸念されたストッパーも新人の三瀬が32SPと最多救援賞を獲得して、完全にその穴を埋めたのが大きかったですね。
ただ、長年の天敵である西武相手に5ゲーム差以上をつけて、1位の座をとれなかったのがどう響くか。
西武は、今季は松井稼頭央がニューヨークメッツに移籍し、カブレラが前半戦棒にふり、アテネ五輪では松坂、和田の他にも台湾代表として張が抜けて戦力が揃わない時期が多く苦しんだが、結果的には2位という成績でフィニッシュ。
ただ、ダイエーとほとんど変わらない成績を残しているが、それ以上の差がついたのは、純粋なお得意さんが作れなかったことか。
抑えの豊田もフル回転できなかったもその要因の一つか。
カブレラ、和田の他にも貝塚、中島、千葉ロッテマリーンズから移籍したフェルナンデスとダイエーに見劣りしない強力な打線を揃えているので、帆足等の若手投手陣の奮闘にかかる。
日本ハムは、おそらく苦戦が予想されるだろう。
打線は、新庄、小笠原、高橋、オバンドーセギノールと西武やダイエーと比べても劣らないものがあるが、投手陣は金村、抑えの横山以外は計算が立たない。
大舞台に滅法強い新庄がチームを引っ張って、シーズン終盤のような粘り強く戦えれば、チャンスは巡ってくると思うが、西武、ダイエーとそれぞれ今季も負け越しているだけに、不安要素は多い。