時事

毎日新聞:<ニッポン放送ポニーキャニオン株、フジに売却も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050314-00000016-mai-bus_all
フジテレビジョン日枝久会長は14日朝、ニッポン放送ライブドアの傘下に入った場合、同放送が保有する子会社のポニーキャニオン株をフジに売却することを、フジサンケイグループとして検討していることを明らかにした。
同放送の亀渕昭信社長も「ポニーの価値がなくなってしまうのなら、今のうちにフジに買ってもらえないか検討している」と述べた。
同放送の企業価値を引き下げることで、買収メリットを失わせる「焦土作戦」の一環だが、ライブドア側の反発は必至だ。
要は、クラウンジュエルの防衛策の一環です。
ライブドアと違って、フジテレビやフジ系列であることを望むニッポン放送はまだまだ手段は幾らでもありますからね。
ただ、ニッポン放送の今回の策は捨て身なのだが。


共同通信:東電株主「TOBで損害」 会社に提訴要求、訴訟も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050314-00000180-kyodo-bus_all
フジテレビのニッポン放送株公開買い付け(TOB)に応じた東京電力に対し、東電の個人株主が14日「合理的な理由がないのに市場より安い価格での株売却に応じ、会社と株主に損害を与えた」として、現役員への損害賠償請求訴訟を起こすよう求める文書を送った。
60日以内に提訴しなければ株主代表訴訟を起こす方針。
ライブドア・フジテレビのニッポン放送の経営権争奪戦が、東京電力にも飛び火した格好だ。
こちらの小競り合いも要注目だ。


毎日新聞:<NHK>受信料支払い拒否・保留 2月末で56万件に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050314-00000139-mai-soci
元チーフ・プロデューサーによる制作費詐取事件など、一連の不祥事を理由としたNHKの受信料支払い拒否・保留件数が、2月末現在の暫定値で56万件に上っていることが14日わかった。
NHKが同日、衆院総務委員会の委員に報告した。15日にNHK05年度予算を審議する同委員会でも取り上げられる見通し。
NHKの不祥事をめぐっては、昨年末の検証番組でも視聴者の批判、不払いは収まらず、経営責任を問われた海老沢勝二前会長が1月に辞任したが、辞任翌日の顧問就任騒動などで批判はさらに拡大。橋本元一新会長が就任早々、謝罪するなど対応に追われた。
エビジョンイルが辞任したが、未だに信頼回復は遠く成果が見えてきませんな。
まあ、今まで見えなかった問題が見えたということが、改革の第一歩であるが。