バレーボール

1 東レ・アローズ        7-1 22 10
2 パイオニア・レッドウイングス 6-2 19 10
3 武富士バンブー        4-3 15 9
4 シーガルズ          4-3 16 11
5 久光製薬・スプリングス    4-3 12 12
6 日立佐和リヴァーレ      3-4 12 14
7 茂原アルカス         2-5 10 17
8 デンソー・エアリービーズ   2-5  9 16
9 NECレッドロケッツ      2-5  9 17
10 JT・マーヴェラス      2-5  8 16
昨季の4強勢はパイオニア以外は苦戦。
そのパイオニアもフールマンがいない開幕2戦は連敗スタートだったが、フールマンが戻ってからは6連勝。
その間の失セットは4、3度のストレート勝利を収めている。
渦中の佐々木みきは調子を取り戻すには時間がかかるも栗原恵は中々のパフォーマンスを見せているが、各チームを立て直しを図った12月以降が勝負である。
相次ぐ国際大会による全日本組の疲弊や本格的なチーム練習の不足が影響したか。
昨季苦戦した東レは久光に土をつけられたが、先週の2戦は連勝で飾り、首位でグラチャン休みを迎えた。
ストレート勝利は1度のみだが、安定したバレーで勝ち星を積み重ねている辺りは、10回Vとはまた違う強さを見せている。
特にアタック決定率、バックアタック成功率は他チームを一歩抜け出してる。
グラチャン明けはパイオニアとの首位攻防戦が控えている。
赤ロケJTが苦戦しているためか3位以降は混戦。
武富士は吉澤、ハニーフの2枚看板が頼りであるだけに、マークされればよりきつくなるのは確かである。勿論、ケニアが戦術と化している久光も同じ。
シーガルズはブロックポイントはVリーグ1位だが、サーブレシーブに課題を残す。
そこらへんが修正されれば、悲願の4強入りも見えてくるはず。
4強勢では、赤ロケJTは淡白さが目立つ。
チーム別でも破滅的に悪い面はないが、いまいち波に乗り切れない。
思わぬスタート失敗で3位争いは、ボーダーが低くなったのは確かであるので、昨季のように最終戦までプレーオフ争いはもつれそうだ。
勿論、残留のボーダーも高くなりそうだが。