プロ野球

千葉ロッテ福岡ソフトバンクを下し、31年ぶりの優勝を飾ったことでめでたしとはいかないようだ。
昨季も西武に4.5差のリーグ戦首位であったが、プレーオフで敗戦している。
そして、今期も4.5差のリーグ戦首位だが同じように敗戦した。
やはり、プレーオフの初戦は2位と3位チームの対戦なので首位チームはその間実戦感がどうしても鈍るし、緊張感を保つことも難しい。
だからこそ、日程や首位チームに与えるアドバンテージが問題となる。
現行のアドバンテージは5差以上で1勝付与、5試合終了でイーブンの場合は首位チームの優勝である。
確かに、興行面では3位チームまで優勝のチャンスがあるために消化試合が少ないこと、プレーオフ期間は真剣勝負の場であるために集客が見込めるわけだが、勝率5割そこそこの3位チームの優勝という自体もあるので、リーグ戦の価値が低下する。
今期、西武が優勝となっていたらどうなっていたことか。
闇の部分との共存策をどのように施すか、11月にそのプレーオフ制度の見直しを着手することになった。