K−1

セーム・シュルトの強さが凝縮されたグランプリになりましたね。
これで、初優勝なのだから凄い罠。(これまでは、03GPのベスト8が最高)
98のピーター・アーツのような強さで栄冠を取ったという感じでしたからね。
文句の付け所がないです、とりあえずは連覇はいけそうな雰囲気はある罠。
各試合の評価を軽く

チェ・ホンマン - レミー・ボンヤスキー
経験値の差を表れましたね。
ボンヤスキーのローキック攻めによって、チェ・ホンマンを見事に削ぎましたからね。
チェ・ホンマンも経験値をつめば、それなりにできそうだ。

ピーター・アーツ - ジェロム・レ・バンナ
1,2ラウンド見てるとジェロムいけそうな雰囲気あったんだけどな。
左だけでなく右のパンチというレパートリーも増えたけど、それ以上にアーツは落ち着いていたというか賢かったな。
終盤流れをつかむと、延長戦もそのまま試合を支配したわけだしな。
今年のグランプリでは一番見ごたえのある試合だったと思う。
果たしてバトルサイボーグことバンナが無冠の帝王というレッテルをはがせる日は来るのか。

武蔵 - ガラエフ
ガラエフは良いファイターでしたね。
1セット目こそ勢いでいっていたが、武蔵がそのスピードに慣れてきた2,3セット目はペースが飲み込まれていたけど終盤の猛攻で三者三様という珍しい判定で延長にいきましたからね。
それだけ、ペース配分がよくなかったな。
ガラエフも経験をつめば、面白い存在になると思う。

レイ・セフォー - セーム・シュルト
シュルトのワンサイドでしたね。
いつ倒されても可笑しくない状況だったけど、フルまで持ちこたえたレイ・セフォーのタフさに改めて感服。

セームシュルト - レミー・ボンヤスキー
前回と同じくレミーシュルトに屈した。
シュルトの強さをみせつけられましたね。

武蔵 - グラウベ・フェイトーザ
ピーター・アーツがバンナ戦において肋骨を折ったということで、リザーブファイトでゲーリー・グッドリッジを下したフェイトーザが代役で登場。
ダメージの蓄積量の違いもあって、ちょうど真後ろに下がってロープを背負ったところで膝蹴りをもろにくらい武蔵はKO敗。
武蔵にとっては、運の巡りが悪かったのかもしれないな。(スリップ気味のダウン含めて)
アーツは、怪我多すぎ。


セーム・シュルト - グラウベ・フェイトーザ
準決勝に引き続いて、シュルトの強さだけが目に付いた試合。
膝蹴りが決まり、その後のパンチでロープに首吊り状態。
格闘界の巨神兵という名が輝いて見えますね。
これからどうするんだろう、パンクラス、K1と制したわけだが、また総合の王者に挑戦するのか、それともK−1を本職にするのか。