プロ野球 

今年のプロ野球界の抑えは不安定な香具師が多いが、その香具師らを遥かにしのぐ最強の劇場型の抑え投手が近鉄に存在した。  
そいつの名はカラスコ。 
現在8イニング自責点・失点共に14の防御率は15.75であり、2アウトで1失点を計上する有り様である。 
そんな有り様だから、4月で1勝5敗2セーブという抑え投手ではあり得ない成績であるのだ。 
2チャンのカラスコスレから系譜を拾ってみた。 

カラスコ大劇場の系譜】
3/28 日ハム戦 6-2
9回 1イニングを5球でピシャリ。セーブはつかず。
3/30 ロッテ戦 3-4
9回 ベニーと里崎にHRを打たれ逆転され敗戦投手に。
3/31 ロッテ戦 3-0
9回 1イニングを2三振でピシャリ セーブが付く。
4/2 オリックス戦 10-9
9回 谷に2ランで一点差に追いつかれるが、何とか逃げ切り 2セーブ目
4/6 ダイエー戦 2x-1
10回表3人で抑え、その裏ノリのサヨナラHRで初勝利
4/9 西武戦 0-1x
9回裏ヒットと四球・敬遠で1アウト満塁からさよなら犠飛 2敗目
4/10 西武戦 6-2
9回ツーアウトランナー3塁で4点差の楽な場面で登板。セーブ付かず。
4/11 西武戦 6-10x
2点リードで登板、後はスレタイどおりの乱調でサヨナラ負け 3敗目
4/20 ロッテ戦 3-4x
9回裏1アウトからリリーフ、10回裏2アウトから2塁打→敬遠→初芝にど真ん中初球を2塁打サヨナラ負け。4敗目
4/23 西武戦 4-3
1点リードの9回に登板、高木浩之にタイムリーで同点の後、小関のヒットで逆転。5敗目。
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これを見たら、近鉄パリーグの最下位をひた走っているのかがよくわかる。  過去には河原、ギャラード、高津といった劇場王がいたし、更には槙原というダメ魔人がいたが抑える所では抑えていたけど、こいつはマジで凄過ぎる。  パリーグだから目立たないけど、巨人だったらダメ魔人の系譜が受け継がれるだけに非常に惜しい事である。