バレーボール

アテネ女子バレー対戦結果
3位決定戦 ブラジル 1-3 キューバ(22-25 22-25 25-14 17-25)
勝戦 中国 3-2 ロシア(28-30 25-37 25-20 25-23 15-12)
3位決定戦こそ、キューバのパワーにブラジルのレシーブが乱れて3セット以外は、キューバペースで進み、
キューバの快勝で銅メダルを獲得しましたね。
キューバのルイスもそうですが、フェルナンデスも凄いですね。
ブラジルは準決勝のトラウマもあったのか、いつもの精彩がなく3D高速バレーが展開できずに終わったという感じか。
勝戦は、ある意味死闘でしたね。
第1セット、2セットとも中国が先制してロシアが追い付き、膠着状態が進んでデュースでロシアがとるという展開でしたし、第3セットも途中まではこのような展開が進んだから、これはロシア優勝かなと思ったら、中国が見事に巻き返しましたね。
第4セットも、ロシアの追い上げをかわして取れば、第5セットも常時リードを保って最後は優勝の座を射止めましたね。
とはいえ、ロシアもキューバもこの試合に限っていえばレシーブがかなり良かったですね。
ブラジルに勝ったキューバは、サーブレシーブの面では第3セットこそ40%弱という結果でしたが、それ以外は、ブラジルを越えるレシーブ成功率でしたし、ロシアもスパイクをよくレシーブしてましたね。
スパイクレシーブの面では中国と同等でしたから、ブロックの高さも生きるようになって、中国のスパイクミスも誘えるようになって、このような接戦に持ち込めたのかもしれないな。
ガモワは、圧倒的な得点力でベストスコアラーに輝いたわけだが、中国が5大会ぶりの金メダルを譲る事になったのだから、喜び半分という所か。
中国は元々、2008年の北京五輪で完成を図り、金メダルを取る予定だったが、このアテネの金は予定外の早さだが、北京への手応えは十二分に掴めたのではないだろうか。