時事

読売新聞:ソフトバンク系会社がフジテレビの筆頭株主
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050324-00000011-yom-bus_all
フジテレビジョンニッポン放送は24日、ニッポン放送保有する13・88%分のフジテレビ株を、ソフトバンク系列の金融会社ソフトバンク・インベストメントSBI)に貸し出したと発表した。
SBIはフジテレビの筆頭株主となる。
ライブドアニッポン放送の経営権をほぼ握り、“本丸”のフジテレビ株の取得にも意欲を示しているが、この新たな防衛策により、ニッポン放送が現時点で保有するフジテレビ株はゼロとなり、ライブドアの影響力はフジテレビに及ばなくなる。
ただ、株式の貸し借りを企業防衛に利用するのは極めて異例で、今後、ライブドアが法的措置を取って対抗する可能性もある。
新株予約権に関する件で敗戦したために、経営権をライブドアが獲得したためにフジテレビが一時的に、所持しているニッポン放送株を譲渡したということだ。
これでライブドアがフジテレビを買収するのが実質的に困難になったために、話し合いによる包括的な業務提携を図ることとなる。


共同通信:法的措置含め対応検討 ライブドア、フジ防衛策で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050325-00000014-kyodo-bus_all
フジテレビジョンが企業買収への防衛策として、ニッポン放送保有のフジ株をソフトバンク・インベストメントに移したことに対し、ライブドアは25日、法的措置が可能かどうかを含め、今後の対応について本格検討に入った。
これに対し、フジとの友好的な事業提携を呼び掛けていたライブドアは「引き続き対話を続けていく」としたものの、フジは提携に否定的な構えを示している。
敵対的買収に踏み切るとしても、ニッポン放送保有分が手に入らなくなればフジ株の過半数取得は極めて困難になる。
やっぱり、こうなるのね。
まあ、フジとライブドアは決して相容れないものなんですかね。
また法的措置ということになれば、提携を諦め力ずくでも敵対的買収しかないか。