サッカー日本代表 

ジーコジャパンにおける黄金の中盤は中田、中村、小野、稲本である。 
中田は不遇のパルマからペルージャ時代の恩師であるマッツォーネ監督率いるボローニャに移籍して毎試合トップ下かレジスタとして起用され活躍をしている。 
小野もフェイエノールトで、毎試合スタメン出場であり今回のアテネ五輪を利用してトップリーグへステップアップを図る。 
この二人は、シンガポール戦ではそれなりに活躍をしていたが、活躍できなかった中村と稲本は微妙な位置にいる。 
中村は、11/9第9節のモデナ戦以来負傷による長期離脱もあり復帰後も途中出場もしくは未出場の状態である。 
そんな彼だが、今節のキエーヴォ戦はポナッツォーリの負傷、ディ・ミケーレの出場停止もありコッツァとの共存でのスタメンもありうる。 
チームの残留もそうだが、彼にとっても重要な1戦になるだろう。 
稲本とここにはあげなかった柳沢も今シーズンが終われば、荷物をまとめる事になるだろう。 
何故なら、前者は移籍金の折り合いが全く合わず交渉がほとんど決裂状態になっていて、後者はサンプドリアのノベリーノ監督の構想外から外れてるからだ。(残留しても価値のないコッパ・イタリア杯要因)
こうして見ると、ジーコジャパンの海外組はほとんどが海外ベンチ組とみても支障がないんじゃないのか。