プロ野球

ニッカンドットコム:プロ野球初のスト、選手は練習やサイン会
http://www.nikkansports.com/ns/baseball/f-bb-tp0-040918-0046.html
プロ野球史上初のストライキ決行となったが、球場自体はロックアウトされていない状態なので、選手達は自主練習やファンにサイン会を開くなどしていた。
球場に詰めかけたファンは、雨天中止シフトなのでチケットの払戻しをする香具師もいれば、記念にリザーブする香具師、勿論競売にかけて金を稼ぐといった香具師もいた。
ストライキプロ野球界が良い方向に向かう事を期待して、ストライキを支持をしている人もいれば、遠路はるばる来たが、ストで試合がなくなってがっくりの人もいたことだろう。
球団職員は、問い合せの電話の対応に追われるなどかつてない多忙の日になった。
果たして、次の労使交渉には選手会・経営者側双方が妥協点を見出す事が出来るのか。
それとも、また来週末もストライキで費やしてしまうのか。
プロ野球界の迷走は未だに続く。

ニッカンドットコム:巨人頼みの体質が生み出したスト
http://www.nikkansports.com/ns/baseball/p-bb-tp0-040918-0026.html
最大の要因は、巨人戦の利益にむさぼりつきたい経営者側の態度にあった罠。
スト突入決定後の記者会見において、機構側は「謙虚な気持ちと真摯(しんし)な姿勢で交渉を続けてきました」と強調したが、実際はドラフトの改革案は勿論だが、新規参入の件もストライキ回避の条件に挙がってから、ようやく重い腰を上げたに過ぎない。
以前、ナベツネこと渡辺恒雄氏がたかが選手と述べた事に対して、大きな波紋を呼んだが、他球団の経営者も同じような事を考えていたに違いない。
結局、巨人第1主義の体質を改善しない限りは、プロ野球における環境は良くならないと思う。
このストライキで、経営者側が危機感を持って体質の改善を図ってくれればいいのだが。